特に仮交際以降、婚活がうまくいかないよくある3パターンとその対策とは

コラム/実体験
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私自身の婚活体験については、最終的にはいい人と結婚することができたので、こと婚活においては成功といえます。
振り返って、婚活体験の中で出会ってきた人たちのその後を見てみると、成婚退会している人もいれば休会・お休みしている人もいて、さらには数年後のいまでも婚活なさっている方もいらっしゃいます。
もちろん、婚活の活動月数が長いことが悪いことかと言われれば必ずしもそうでないケースもあります。が、婚活の平均期間は1年程度と言われているマーケットです。こと結婚するという目的のための手段である婚活を評価するのであれば、目的が達成できていないので何かが間違っている可能性があります。

今回はそんな、婚活がうまくいっていない人・うまくいった人たちの経験をデータとしてとらえ、どうすればうまくいく可能性が高まるのかを考えていきます。

婚活がうまくいかないパターン

理想追求型

「結婚適齢期だからといって駆け込みで相手を決めたくない」
「せっかく婚活するのであれば妥協なんてもってのほか」

こんな考え方を抱き、婚活のゴールである成婚にたどり着けない方、それどころかお見合いの次のステップであるデートにすら進めないケースは珍しいものではありません。
理想追求型といえば聞こえはいいものの、夢見る少女型、というきつめの表現が当てはまる方も・・

もちろん、駆け込みで相手を決めること、妥協して終わらせることは、推奨されることではありません。
ですがそれは、その”条件”が適切なものであってこそ、です。

あなたのこだわり、それはなぜでしょうか?どうして譲れないのでしょうか?
あるいは、その譲れない条件を持つ方に対し、あなたはどうフィットしているのでしょうか?
・・婚活を、そして人生を楽しむために、そんな自分との向き合いが必要になるようなパターンです。

すれ違い型

「相手の方が盛り上がっていたのに突然覚めて冷たくなった」
「うまくいっていたはずだったのに急にお断りの連絡が来た」

そんなケースもまた少なくありません。
そしてこのケースは、必ずしもあなたが悪いかといえばそんなこともない、という特徴もあります。

婚活は、同時進行が基本です。仮交際、デートの段階であれば、自分とデートしている人には別のデート相手が複数いて当然です。そんな複数人と戦いながら、勝ち残れるかどうかが婚活なのです。もちろん、あなた自身も選ぶ立場にいます。が、同時に選ばれる立場にもいる、ということを忘れないでください。
ですので、あなたにとってお相手とうまくいっていると感じても、お相手にはそれ以上にうまくいっている相手がいる、というパターンのとき、あなた自身に非はないけれどタイミングの問題で・・となってしまいます。

もちろん、デート相手としては申し分ないが、いざ結婚を考えるとなると何か少し違う気がする、といって断るようなケースも多数あります。
結婚後の生活イメージが異なる・・お金の使い方、子供を考えている時期、戸建てなのか分譲なのか、お互いの両親になにかあったときはどうするか、毎日どちらがどのくらい料理洗濯をするのかなどなど・・というのが主な要因で、お見合い段階で詰めていれば、と時間のロスが悔やまれるものでもあります。

釣り人型

「いつまでも向こうからグイグイ来てくれるのを待っている」

そんな奥手な方もいらっしゃいます。
それ自体は日常生活において別段欠点ではありませんが、こと婚活においては明確な欠点です。
なぜならば、結婚したい人たちの手段である婚活に積極的でないということは、結婚自体にそれほど積極的ではないという印象を与えてしまうためです。
また、自分から振らないと返してくれないという態度は、結婚後でも面倒を見なければならないのかといううっとうしさを見せつけることにほかなりません。

つつましいのは美徳ですが、婚活においては無意味どころかマイナスです。
どうして毛婚したいのか、相手のどこに惹かれたのか・・言葉にして伝えましょう。

ここが勘違いかも?あなたの婚活

相手に欠点がみつかったときどうするか

妥協できない条件を満たす人は、条件次第ではありますが1人2人ではないかと思います。
そんな人たちとお見合いをし、またお見合いから先に進み仮交際に進む中で、相手の中で欠点といいますか”受け入れるのにちょっとハードルがあること”が出てくることもあるでしょう。

理想の王子様、お姫様が現れることが無いとは言いませんが、お互い人間ですので、完璧な人は現れないのが基本です。
最初から厳しい条件を突きつけてしまうと、期待が大きくなり過ぎてその後は減点法の毎日を送らなくてはなりません。そして人間ですのであらを探せば山ほど見つかるでしょう。0点、お別れ以外のゴールはありません。

どうしても譲れない条件、妥協すべきでない条件以外にも何か気になることが見つかった際には、その条件は許容できるのかどうかを考えてみましょう。
あるいは、その気になっていることが一般的なことなのかどうか婚活コンサルタントや友達、仕事の同僚に雑談で振ってみて確かめてみましょう。もし一般的なことなのであれば、婚活コンサルタント経由で・ないし相手に直接、改善できないかどうか聞いてみることが大切です。

改善できないのであれば、お別れ一択です。あなたは何も間違っていません。
ですが、そもそも減点法で他人を評価する、改善してほしい要素を言葉に出して伝えない、そんな態度は間違っています。

同時並行故の、第二希望感を出さないこと

積極的すぎるよりも、消極的なことの方が問題です。
婚活ですので、今お見合いしている相手、仮交際している相手が第一希望とは限らないのは当たり前の話です。ですが、会っている時間くらいは、目の前の人が第一希望の人として行動すべきです。

第二希望として接してしまうと、どうしても第一希望との比較を頭の中でしてしまうものです。すると、悪い面ばかりが見えてきてしまいます。
あの人はここが良かったけどこの人はだめだな・・そんな態度は、相手に伝わるものです。たのしくない?と聞かれるときにはもう相手の気持ちは冷めてしまっています。

向き合っている相手は、それぞれ別の人間で、それぞれによさと欠点があります。
その比較は家に帰ったときにとっておきましょう。

また、LINEや電話についても同様です。
ほどほどの頻度で、即レスが必要なタイミングはそう返し、そうでない場合は寝かせすぎないようにしましょう。

強みは活かせてますか?

あなたがこれから出会う人は、他の誰かとも出会う可能性がある人。その中からあなたが選ばれる可能性は、今から伸ばしていけることに気付きましょう。

料理や家事の腕を徹底的に磨けば、大きなアピール材料になるでしょう。趣味を広げるのも効果的で、スポーツや音楽などのメジャーなもの、伝統芸能のようなちょっと目を引くものなど、自分に合ったものをマスターすれば、プロフィール上であなただけの魅力となるでしょう。

問題なのは、その強みが相手に刺さるように伝えられているかどうかです。
サッカーがめちゃめちゃうまい、という強みを伝えるのであれば、リフティングが6時間できますと伝えたところでどうしようもありません。料理が趣味であっても、お菓子作りが相手に刺さるとは限りません。

サッカーが趣味ですが、お互いの趣味や時間を尊重することも大切だと考えています(相手にも相手の時間が確保できる)
将来子供ができた際には一緒に体を動かし、パパすごいと言われ続けるよう努力します(健康的、家庭的)

趣味は料理で、相手の舌に合うような形でアレンジしていくのが好きです(凝った料理ばかりでなく金銭・時間的にも余裕が持てそう)
家庭料理はもちろんお菓子作りも好きで、将来子供と一緒にクッキーなどを作りたいです(家庭的なイメージがより強くなる)

そんな、どう伝えれば刺さるのかにも意識を割きましょう。

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