婚活をしているなかで仮に良い人、結婚したいなと思える人に出会えたとしても、とはいえそれは相手も婚活中の身、その人とゴールできるかどうかはだれにもわかりません。また、良い人が一人しかいないとは限らず、現実的には複数のいい人とさてこれからどうしていきましょうか状態に陥ることになります。
そのため、何人かの相手と同時進行でやり取りをしていくと良いのでは?と考えるほうがむしろ自然です。この記事では、同時進行をすべきかどうか迷っている人のために、そうすることのメリットとデメリット、同時進行をする際の注意点を解説します。

婚活の同時進行は許されるの?
結論=仮交際までであれば許される上に、むしろ推奨されている

お見合いにおいて、step6 真剣交際は、もはや世間一般で言うところの付き合っている状態です。
婚前交渉がNGという縛りはありますが、手をつないだりキスをしたり、といった行為は合意の下で許されます。
キスを断るような相手と結婚は難しいですからね・・かつ、その時の雰囲気やキスの相性なんかも見たいものです。
step5 仮交際までは、婚活を同時進行していくと時間を有効に使うことはできます。
そもそも、どんな形で婚活をするとしても、いきなり自分の理想とする相手と出会うのは難しいものです。かつ、理想の相手のイメージも人に会うにつれ変わっていく可能性が高いです。ですので、結婚相談所では複数の異性を同時に紹介することがほとんどです。
はじめから1人に絞るのではなく、いろんな人と知り合って、そのなかから1人を最終的に選ぶ、選ばれる、ということです。
相手の見えない戦いなのです。お互いに・・
仮交際期間は、特定の相手をより深く知るために一定の期間を設けて交際することをいいます。
友達以上恋人未満・・とまではいかないまでも、お互いに判断するための期間です。
仕事であれば相みつとりますよね?それと同じです。
その期間に、その人と本格的な交際をするのかどうかを判断し、このまま交際を続けていきたいなら真剣交際を決めなければなりません。もしも真剣交際には至らないと結論した場合は、交際を終了する必要があります。
仮交際の推奨期間は結婚相談所によって異なりますが、個人的には、デート4回まで、だと思っています(お見合い含め計5回会って判断)。
それ以上あったところで判断にさして影響はないどころか、ずるずる進むと決めどころがなくなってきてしまうので・・お互い、鉄は熱いうちに打ちましょう。
婚活で同時進行をするメリット・デメリット
メリット
最初から理想の相手との交際が決まれば良い、この人以外考えられないという想いが相思相愛であればそれでいいのですが、現実的にそれは難しいものです。だから婚活してるんですよね・・?
大きなメリットとして、特に婚活初心者にとっては、たくさんの人を見ることで合う人合わない人の判断がしやすい点があります。いろんな人と出会えるので、それぞれの相手を比較しながら、どの人が自分に合うか、自分自身は本当はどんな人と結婚したいのかを見極めることができます。
1人の相手に絞って付き合っている場合は、その人について少し引っかかることがあっても「わたしが気にしすぎなのかな?」などと考えてしまうものです。しかし、いろんな相手と知り合ってみると、自分ではなく相手に問題があるということに気づけることもあるでしょう。
さらに、自分に合う人、合わない人の判断もしやすくなります。
自分はグイグイと引っ張ってくれる相手が好きと思っていたものの、実際には話し合いながら物事を決めてくれる人と一緒にいるほうが心地良いことに気づくかもしれません。
複数の人と関わることで、自分にとってベストな人はどんな人なのかがわかり、そのベストな人を見つけやすくなるのです。
加えて、婚活終了までのスピードアップも上げられます。検討を加速する、ではないのですが、同時進行で加速できます。
1人に絞って会う場合は、その人について知り合うための時間が必要ですし、その後、しばらく付き合ってみて相性を確かめなければなりません。かつ、その人との相性がいまいちだと判明した場合にはまた別の人を探して1からスタートになってしまいます。
しかし、同時進行をする場合は、同じ期間内で複数の人に会えるので、限られた時間内で本命の人を見つけやすくなります。いわば、保険です。
自分に合うピッタリの人を探すという意味でも、同時進行をするのは当たり前と割り切りましょう。
デメリット
同時進行にはもちろんデメリットもあります。
デメリットの内容を把握したうえで、どのようにそのデメリットを回避するか考えていきましょう。
複数同時進行することで優柔不断になってしまう、というデメリットもあります。すべてが完璧な相手というのはそういないので、どの人にも一長一短があるものです。
見た目はAさん、でもAさんよりBさんCさんのほうが優しくていいな、BさんよりCさんのほうが経済力があるけど食べ方が汚いんだよね、総合すると・・いやどれも微妙だなぁ、なんて場合です。
そんなことを考え続けて、誰か1人に絞るということができない可能性があります。
その結果、複数の人と同時進行したものの、決めることができずに仮交際のままで終わってしまうかもしれません。
優柔不断に対する対処法ですが、まあ全員終了させてもう一回、という手もあるのですが、

・step5にストックする人数を絞る
・step3,4を辞めずに続ける
の2点が重要です。
step5、仮交際については、
お見合い終了後の人(まだデートしていない人):多くても5人くらい
1回以上デートした人のストック:多くても3人
と、勝ち抜き戦にすべきです。
step3,4を続けているので、ストック候補は継続して増えていきます。
比較して微妙だった場合には両方切ればいいのです。上限を決めることで判断で迷うことが少なくなります。
また、時間を有効に使えるようになります。
週末デートできる人は多くても4人です(昼・夜)。そこにお見合いを挟もうと思うと、お見合い2デート1×土日、といった進行になりがちです。
平日デートの可能性も限られてますし、人数を絞りましょう。
まとめ
婚活で同時進行させること推奨されています。仮交際までは、全力で同時進行させていきましょう。
本命だと思っていた条件が変化したり、自分自身のレベルアップにもつながります。
複数の相手と同時進行をすることには優柔不断を招きがち、時間が分散されてしまうといったデメリットもあります。それらをカバーするために、仮交際の人数を絞りましょう。上限を決めておくと、選びやすくなります。
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